てんぴん子ども体育教室 の日記
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心の軸をしっかりつくる独自の稽古法
2013.12.16
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心の軸をつくる独自の稽古法~ことばカード~ 武士道キッズクラブが他の習い事とは違う! という取り組みをここで一つご紹介します。
・あいさつカードというものが稽古にあります。 「おはようございます、こんにちは、こんばんは、ありがとうございました、ごめんなさい」などを含む多くの日常会話の正しい使い方、使う場面、そして発声などを徹底して教えています。当たり前のことを当たり前に行えることが徳を為す人物という基本的概念が指導にはあります。
・ことばカードというものも稽古にあります。 ことばカードでは、諺や偉人たちの名言、そして論語を含む古典などを教えています。未就学児でも漢字のまま教えます。何度も行うことで読めるようになります。
11月のことばカードは「少年よ大志を抱け」でした。
幼稚園児たちが大きな声で「少年よ大志を抱け」と言っている姿は凛々しくもあり、また可愛らしくもありました(^^)
そして、これは大きな夢を心に持とうという意味です、という簡潔にした意味も教えます。 この言葉は本来は年配者が若者にむけて発信するというのが基本にあった言葉ですが、プラスの言葉という観点から子どもたちに読ませています。 本来は「Boys, be ambitions like this old man」クラーク博士の名言ですね。
子どもに限らず人間の多くは自分の口から発した言葉で人格や人生、そして結果が作り出されます。
例えば、
「そんのこと出来ない」
「もぅ疲れた」
「そんなの無理無理」
という言葉を日常的に言っていると何をしてもそのようになります。
もう一つ
「僕はやればできるんだ」
「まだまだ元気あるよ」
「全然平気だもん」
そういう言葉を発している子は本当に伸びていきます。
この違いは環境でもあります。
まだ言葉が確立されていない子どもたちは、家庭内で親が発する言葉を真似ます
親がマイナスの発言をしていれば、子もマイナスな発言をする癖がつきます。 いかにプラスの言葉で導いて行けるかが子どものやる気を引き出せるかのポイントの一つです。 ・下記ブログに簡潔に書きました
「言葉の力 ~子育ての秘訣~」
http://ameblo.jp/bushido007/entry-11389373018.html
武士道キッズクラブではプラスとなる言葉、そして哲学となる言葉を教えていきます。
今すぐ効果を期待するのではなく、子どもたちが成長して大きくなった時や社会に出たとき、ふと思い出して身にしみてくれたらと願っています。 昔言われたことが今になってよくわかることが最近でもあります。 そうです、心の種はじっくり育ってその後に心に咲くものです。
横浜戸部教室では「克己心(こっきしん)」という言葉を教えています。
周りの環境や自分の心の誘惑や弱さに負けないことを意味します。
オリンピックなどの選手たちの会見で「自分にかちました(克ちました)」という言葉はまさにそれです。プレッシャーをはねのけ結果を残した人の言葉ですから本当に重みがありますね。
「心こそ、心惑わす心なれ、心の駒の手綱ゆるすな」
(こころこそが、感情や思い、意志などを正しく働かせないようにするところ)
自分の心こそが憂いや乱れの原因になります。
それをしっかり整えること、いわゆる克己心。 子どもの頃からしっかりと軸のある徳育を大切しよう♫ 武士道キッズクラブの活動理念でもあります(^^)
